家族が集まったら「これだけ」は聞いておきたい!実家の相続対策3つの質問
7月28日に発生いたしました「令和8年熊本地震」におきまして、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。当事務所におきましては所員全員の無事が確認されており、平常通り営業を行っております。
こんにちは!司法書士法人小屋松事務所です。
お盆休みを迎え、ご家族やご親族が集まったり、久しぶりに実家へ連絡を取ったりされている方もいらっしゃるかと思います。
「そろそろ実家の将来について話しておきたいけれど、切り出しにくい…」
「いきなりお金や遺言の話をすると、親の機嫌を損ねてしまうかも…」
そんな風に悩まれる方も少なくありません。
実は、当事務所が数多くのご相談をお受けする中で確信しているのは、「元気なうちに親子・兄弟でしっかり話し合うこと(家族会議)」こそが、最大のトラブル防止策(相続対策)になるということです。
そこで今回は、お盆の集まりで無理なく自然に確認できる「聞いておきたい3つの質問」をご紹介します!
①「実家の名義(登記)って、いま誰になっている?」
まず確認しておきたいのが不動産(土地・建物)の名義です。
「親の名義になっている」と思っていても、調べてみると「祖父(先々代)の名義のまま放置されていた」というケースは決して珍しくありません。
令和6年4月からスタートした「相続登記の義務化」では、過去の相続分についても「2027年3月末までに名義変更を行わないと過料(ペナルティ)の対象」となる可能性があります。
? [【関連記事】「うちは仲が良いから」が一番危ない?相続登記の期限が迫ってます!](※該当ブログへのリンク)
? スムーズな聞き方のコツ 「ニュースや新聞で『相続登記の義務化』や『名義変更しないと過料がある』って言ってたんだけど、うちの実家の名義って大丈夫だっけ?」と、世間のニュースをきっかけにして聞くとで唐突感がなくなります。
②「使っていない土地や、預貯金・口座の場所は把握できている?」
実家だけでなく、昔買った山林や農地といった「使う予定のない土地」がないか、また地方銀行やネット銀行、昔作った口座などがどこにあるかも確認しておきましょう。
放置された「いらない土地(負動産)」は毎年の固定資産税や管理の負担となり、子ども世代の重荷になってしまいます。最近では、不要な土地を国に引き渡す「相続土地国庫帰属制度」などの選択肢も登場しています。
また、預貯金や口座の「財産の棚卸し」を事前に行っておくことは、スムーズな遺産分割協議や適正な手続きの第一歩となります。
? [【関連記事】不要となった実家や土地を国に返す?「相続土地国庫帰属制度」について](※該当ブログへのリンク)
? [【関連記事】「後悔しない相続」は正確な現状把握・財産の棚卸しから!](※該当ブログへのリンク)
? スムーズな聞き方のコツ 「将来、手続きで子ども達が迷わないように、土地や通帳の場所だけ一覧にしておこうか」と、整理・サポートする視点で尋ねるのがおすすめです。
③「将来、親の判断能力が衰えたとき、誰が財産を管理する?」
高齢になると、病気や認知症などで自ら銀行口座の手続きや不動産の売却・契約ができなくなるリスクが生じます。
「うちは兄弟仲が良いから」と思っていても、親の判断能力が低下すると口座が凍結し、自宅を売却して介護費用に充てることすらできなくなってしまいます。
そうした事態を防ぐため、親が元気なうちに信頼できる家族に財産管理を託す「家族信託」や「遺言書」の準備を検討される方が増えています。
? [【関連記事】「もしも」を「いつもの安心」に。実家と預金を家族で守る「家族信託」](※該当ブログへのリンク)
? スムーズな聞き方のコツ 「将来、施設に入ったり入院したりした時、代わりに実家の管理や生活費の引き出しができる仕組みがあるみたいだよ」と、介護・将来の生活の備えとして話題に挙げると受け入れられやすくなります。
④話し合いで何より大切なこと
生前対策で一番大切なのは、いきなり難解な法律手続きをすることではなく、「親世代と子世代の間で、家族の将来についてしっかり話ができていること」そのものです。
家族信託や遺言、名義変更は、その話し合いで決まった想いをカタチにするためのツールに過ぎません。
お盆休みのこの機会に、ぜひご家族で小さな第一歩を踏み出してみてくださいね。
⑤【お盆明けも受付け中】土曜相続個別相談(対面/電話/オンライン)
「家族で話し合ってみたけれど、専門的な手続きが分からない」
「熊本へ帰省できず、遠方から手続きを進めたい」
そんなお困りごとがございましたら、お盆明けの無料相談会をぜひご活用ください。当事務所では一度も熊本にお越しいただくことなく、電話・Zoom・郵送で完結するサポートも行っております。
土曜相続個別相談(相談無料)の開催のお知らせ
相談日:8/22(土)、8/29(土)
相談時間:①9:15~10:00、②10:00~10:45、③10:45~11:30、④11:30~12:15
形式:ご来所 または オンライン(Zoom)、お電話
参加費:無料(※事前予約制・先着順)
※休業期間中(8/14〜8/16)も、Web専用フォームから24時間ご予約を受け付けております(折り返しの確認のご連絡は8/17(月)以降、順次ご対応いたします)!
? 【24時間受付】土曜相続個別相談のWeb予約フォームはこちら
地震の影響への対応に加え、連日厳しい酷暑が続いております。
どうかご無理をなさらず、ご自身とお体の安全・健康を第一にお過ごしください。
皆様が安心して日常を過ごせますよう、所員一同しっかりサポートしてまいります。
司法書士法人 小屋松事務所
株式会社 くまもと相続遺言相談センター
所員一同










