高齢ゆえに遺産整理もままならないケース
相談事例
子供さんがいない夫婦のケース。相続人は配偶者である夫Aと亡くなった奥様のきょ
うだいと甥・姪で総勢10名でした。
奥様の遺産はAさんと共有名義の不動産(自宅)と預貯金でした。奥様のきょうだいと
甥・姪のうち、数十年音信不通の方や、全く面識が無い方がおられました。Aさんと二
人で築いた財産であり、できればAさんが全ての財産を引継ぎたいと希望されていまし
た。
Aさん自ら面識がない相続人と連絡を取り合うことは精神的にも負担が大きいので専
門家に任せたいとお考えだったようです。Aさん自身も体調不良で、現在は自宅に住ん
でおらず、いずれ売却処分したいとの希望でした。
アドバイス
まずは、戸籍を収集して相続人を確定し、相続人全員に今回の相続に関する内容説明
を行ないたい旨の連絡を行いました。その後、不動産や預貯金の分割に対する意見(ど
ちらも辞退する、不動産は辞退するが預貯金は希望する、等々)が幾つか出てまいりま
した。
その後、相続人間での数回に亘るやり取りを経て、遺産分割協議書の作成に至り、預
貯金の解約からその分配を行ない、また、不動産についてはAさんへの名義変更登記を
行い、売却先が見つかり次第処分できる状況にし、不動産仲介会社を介し後日売却する
ことができました。
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