依頼者と面識のない法定相続人が存在する相続手続を解決に導いたケース(遺産整理)
(1)状況
妻に先立たれ一人暮らしをしていたAさんが亡くなり、県外にいるAさんの実弟Bさんから相続手続の相談がありました。
話を伺ったところ、Aさんには子どもがおらず、Aさんのご両親も既に他界されているため、Aさんの兄弟姉妹が法定相続人となるところ、Aさんを含め兄弟姉妹は全員で8名おり、そのうち5名が既に他界しているとのことでした。
その他界した兄弟姉妹5名には、それぞれ子どもがおり、その子どもたちも法定相続人となるため、法定相続人が10名以上いることが判明しました。
(2)当事務所からの提案 & サポート
①Bさんのお話では8人兄弟姉妹でしたが、戸籍を収集し調査した結果、実際は兄弟姉妹は9名いることが分かりました。その1名であるCさんは生まれて間もなく養子に出されていたためにBさんは8人兄弟姉妹だと今まで思い込んでいました。
②先ずはAさんの財産調査を行い、自宅不動産の他、預貯金が複数の金融機関にあることが判明しました。
③Bさんは、Cさんや一部の甥姪とは面識がなく、どのように連絡を取ったら良いのか分からず不安に思っていらっしゃいました。そこで「相続手続のご協力のお願い」と題したお手紙の作成のサポートを行い、Bさんとお手紙の文案や遺産分割の提案について数度の打合せを行いました。
(3)結果・解説
お手紙を送付した後にCさんを始め、各法定相続人の方から連絡を頂きました。手続きの概要などはBさんから直接説明するのは難しいとのことでしたので、Bさんに代わり当事務所で今回の手続の概要についても各法定相続人に説明した結果、無事に相続人全員より快く手続への協力を頂くことができ、スムーズに手続を完了することができました。
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